渡邊正都氏の魅力は『令和の虎』の虎からも愛される人間力

以前『マネーの虎』に出演されていた川原ひろし氏について取り上げました。

最近では『マネーの虎』に虎(投資家)としても出演されていた岩井良明氏がYouTubeで『マネーの虎』を復活させた『令和の虎』を2018年からやっています。
今回はそんな令和の虎に虎(投資家)と虎の子(志願者)として出演されている渡邊正都氏について調べてみました。

誘われて共同経営を始めた飲食店

渡邊正都氏は岐阜県出身。南山大学経済学部卒業後、株式会社ベネッセコーポレーションに入社します。新規事業の部門で書籍の営業やVC(ベンチャーキャピタル)の仕事もしていたようです。
VCの仕事をする中で誘われて転職、2004年にオイシックス・ラ・大地株式会社に入社しCOO(Chief Operating Officer、最高執行責任)を務めます。
現在はオイシックス・ラ・大地株式会社のCOOはamazonジャパンの経営会議メンバーも務めた星健一氏が就任しています。

オイシックス・ラ・大地株式会社についてはこちらの記事をご覧ください。
高島宏平さんが考える事業拡張のキーポイントは「仲間」と「情熱」だった

渡邊正都氏は伊藤ミナ子氏に誘われ、2010年にFine Fast Foods株式会社を設立。六本木に“パスタは楽しい!”がコンセプトのイタリアンレストラン「Gaston&Gaspar」をオープンし、7店舗まで店舗を広げます。2021年現在はコロナの影響もあり6店舗を経営されています。

令和の虎に出資者として出演したきっかけも誘われて

赤だし会という名古屋など中部地方出身の東京で会社をやっている社長による会で岩井良明氏と知り合います。
岩井良明氏が人的に渡邊正都氏のことを大好きで、赤だし会にて「ぜひ、出てよ。」とオファーしたところからスタートしたようです。
虎として出演しているときは、志願者の言っている数字がしっかり見込みがあるものなのか、単純に金銭の関係ではなく、自分の会社とどういう相乗効果がでるかなどまで考えて出資されていて、とても堅実な方なのだろうなと感じました。

令和の虎に志願者として出演

緊急事態宣言などの影響もあり2021年に志願者側として出演し、以前虎として共演した方たちを驚かせました。
ビーガンフレンドリーのカレーをひきつれて、YouTubeを使った食品ECへの挑戦という形で融資の志願。
経緯を聞いていると、現在の状況に嘆くことなく、ビジネス上もやれることはすべてやった上での志願という印象を受けました。

この出資に関して、虎側の方々が口々に言っていたのは、ビジネスモデルではなく、渡邊正都氏がまた虎側に戻って来られるためならいくらでもつぎこみますという話もありました。

話を聞いていると、ビジネスモデルも大事だけど、出資で人を動かすのは、プレゼンの準備も含めて人ととなりの部分だなと感じました。

一緒に仕事をしたいと思われる人間力

渡邊正都氏の経歴をみていると元々誰かから一緒に仕事をしたいと言われる人間力がある方だなと思いました。
また、ビジネススキルや学び続けることも大事にされていますが、それ以上に人間力を培っていくことを大事にしたいと思いました。

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