村上太一さんが「最年少上場社長」という圧倒的な結果を残したワケは?!

引用:https://type.jp/st/feature/4912/

起業を志す人なら、誰もが目指すべき目標である株式公開。
東証マザーズへの株式公開を25歳1ヶ月で達成し、「最年少上場社長」の肩書きを持つ起業家をご存知の方も多いと思います。

今回は、株式会社リブセンス代表取締役である村上太一さんについて調べました。

村上社長は1986年10月27日生まれで現在34歳です。
早稲田大学在学中の2006年に起業をされて、2011年12月に東証マザーズに株式公開をしました。
その当時の最年少記録を更新して、史上最年少で自社の株式を公開した社長ということで、当時は大々的に取り上げられていました。

そしてなんと、株式公開をした翌年には、東証1部へ市場変更も果たしています。
あれから約10年が経ちますが、未だにこの記録は破られていません。

そんな圧倒的な実績を持つ村上社長の生い立ちや上場までを調べることで、ボク自身もたくさん学ばせていただこうと思います。

小学校高学年から「社長になること」を決めていた

なんといっても、史上最年少で東証マザーズに株式公開をした上場企業の社長です。
小さい頃から「社長になること」を決めていたかというと、まさしく小学校高学年のときにすでに決めていたそうです。

色々調べてみたのですが、社長になろうと思った経緯も非常に凄かったです。

ほとんどの小学校高学年が「今日のご飯はなんだろう」とか、「友達と何をして遊ぼう」と考えている中、
村上社長は「自分はなんのために生きているんだろう?」と考えていたんだとか。

この時点で相当スペックが高いなと感じました。
そもそも、社会人でも自分自身の存在意義なんて明確に持っている人の方が少ない気もします。

村上社長が自分の存在意義を考えたときに、「世の中の人に影響を与えることに喜びを感じる」と思ったそうです。
そして、そのために最も効果的な手段が起業だと結論付けて、小学校高学年のときに将来「社長になること」を決められました。

起業家のサラブレッドですね。
目標が決まればやるべきことも明確になりますよね。
村上社長は高校生のときに、「システムアドミニストレーター」や「簿記2級」という資格を取得されたそうですが、もちろん起業に必要だと考えたからです。

また、同じく高校生のときに起業仲間を集め始めます。
やはり、動き出すなら早い方が良いということですね。

起業という道を決定付けた「ベンチャーコンテスト」

村上社長の起業家の道に進むことを決定付けた出来事が、早稲田大学の「ベンチャー起業家養成基礎講座」が実施した「ベンチャーコンテスト」です。

「ベンチャーコンテスト」では、村上社長が高校生のときに感じていた不便さを解消する仕組みを発表しています。

村上社長曰く、高校生のときにアルバイトを探そうとインターネット検索しても、求人情報が少なかったそうです。
しかし、街を歩いてみると「アルバイト募集」というチラシをチラホラ目にしたそうで、さまざまなチラシを探しに隣の駅まで足を運んだそうですね。

アルバイト情報の求人に関しての不便さを、インターネットを使って解消するビジネスプランを発表。
優勝の特典は、1年間オフィス無料!

そして、見事優勝を果たした村上社長は、翌年に株式会社リブセンスを設立。
「ベンチャーコンテスト」で発表したビジネスプランをもとに、『ジョブセンス(現マッハバイト)』というアルバイト情報が載っている求人サイトを立ち上げました。

今までの常識であった「掲載課金型」から、求人サイトに掲載をして応募がきたタイミングで費用が発生する「成功報酬型」のビジネスモデルを導入し、創業2年目に黒字化を達成されました。

ちなみに、ただ画期的なビジネスプランを発表するだけではなく、事前に該当アンケートも実施されたそうです。
「こういうサービスがあれば使いたいですか?」と裏付けもしっかりと取るあたりが、完全無欠ですね。

順風満帆ではない!諦めかけたときに立ち返ったことは?

ここまで書いてきて非常に順風満帆な人生を歩んでいそうな村上社長ですが、もちろんうまくいかないこともあったそうです。

それは2006年4月、『ジョブセンス(現マッハバイト)』を立ち上げて早々に訪れました。

リリース当初は全く売上が立たず、初月は1万円以下だったそうです。。。
「ベンチャーコンテスト」の優勝賞品である1年間オフィス無料のお陰もあって、事業そのものは継続できていたそうですが、従業員の給料すら払えない状況が半年間も続いたそうです。

やはり成功する起業家やその創業メンバーは、先行きが全く見えない状況でも諦めずに継続するチカラが本当に素晴らしいなと感じます。

もし、自分が株式会社リブセンスの創業メンバーだとしたら、同じように続けていけたでしょうか。早稲田大学という日本でもトップクラスの私立大学の学生なので、もしかしたら別の有望な道もあったかもしれません。
また、大学を休学や中退をして、事業に専念する道もあったと思います。

しかし、村上社長はそれは全く考えていなかったそうです。

なぜなら、一度入ったからには絶対に卒業すると決めていたから。
「選択肢を増やすと弱くなる」という信念のもと、自分で決めたことは絶対にやり抜く強い覚悟を感じます。

これに関しては、以前のGACKTさんの記事でも同じようなことを仰っていたので、やはり成功するために最も大事な要素のひとつは「自分で決めたことをやり抜く」ことではないでしょうか。

そして、「自分で決めたことをやり抜く」強い覚悟は、事業をやる目的が明確かどうかで決まると思っています。

『ジョブセンス(現マッハバイト)』リリース後、まったく売上が伸びない時期が続いたときに、さすがの村上社長も事業売却という言葉が頭をよぎったそうです。。。

しかし、そこからモチベーションをV字回復させることができた要因は、自分の目的に立ち返ったからだといいます。

【幸せから生まれる幸せ】

これは株式会社リブセンスの経営理念だそうですが、そもそも起業したきっかけは「世の中の人に影響を与えることに喜びを感じる」からでした。

世の中の人に影響を与えることが巡り巡って自分の幸せに繋がっていくからこそ、起業の道に進んだという原点に立ち返ったかえり、その後、株式会社リブセンスが展開する『ジョブセンス(現マッハバイト)』のビジネスモデルが大きく変化し、大躍進を遂げることになります。

ここからの内容は次回まとめていきたいと思います。

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