交流会を開催するコラボレーター、広報のプロフェッショナル・吉川公二さんの価値観

今回紹介するのは、『広報のプロフェッショナル』、合同会社アーベントの吉川公二さんです。

吉川さんは、先日の記事で紹介した嶋村吉洋さんが主催するソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』とのコラボレートにより、広報担当者が相互に学び相談できる『広報共創塾』を開催しました。

『広報共創塾』は、広報についての講座と、参加者同士の交流会がセットになったイベントで、企業広報担当者同士が相互に近況報告や情報交換、広報課題を共に考える場として吉川さんが主催するイベントです。
関西では過去に10回開催され、今回で東京では初の開催となりました。ワクセルとのコラボレートにより、交流会としてもメディアや広報の関係者向けの講座としても人気だったようです。

そんな広報の仕事と交流会イベントの開催などで活躍する、吉川氏の経歴や価値観について今回紹介します。

60歳で企業!?吉川公二さんの経歴とは!

出典:合同会社アーベントホームページ

吉川さんは、1984年、株式会社ハイセンス(現 株式会社フェリシモ)に新卒で入社し、定年までの38年間、広報部門で活躍されました。広報部門責任者として、新規上場、不祥事対応、炎上事例などの対応を経験されました。

また、1995年の阪神・淡路大震災での経験から、その後の東日本大震災等の際に被災者の支援活動にも取り組んでいました。

そして、2020年に定年を迎えてからも、継続雇用として同社に所属しながら、広報をテーマに起業。
合同会社アーベントを立ち上げています。

1つの会社で新卒から定年まで勤める人は最近では非常に珍しいです。また、定年と同時に起業をしてしまう点からも吉川さんの持つバイタリティを感じられます。

「know-howではなくknow-who」「自分と関係のないものは世の中にない」

そんな吉川さんですが、広報の仕事に携わる中で大切にされている価値観の1つに、「『誰に何を聞けば良いか』をたくさん知っている人が強い」というものがあります。

「know-howではなくknow-who」と表現されているように、「一人で何でも知っていることより、効果的な人脈を多く持っていることの方が価値がある」と考え、そして吉川さん自身がそういった人物になられつつあると感じます。

また、「『自分と関係のないものは世の中にない』と考えると、世の中がとてもおもしろく見える」という考え方も、吉川さんの特徴的な価値観の1つです。

「全てのことが、自分の認識している何かと必ず繋がっていると考えれば、その繋がりを探すようになり、目の前が変わって見える」という考え方は、普段なかなか気づかないけれども非常に説得力のある考え方ではないでしょうか。

今回は、長らく広報の分野で活躍されている合同会社アーベントの吉川公二さんの経歴や価値観について紹介しました。

長く活躍されてきた原因がたくさん詰まっている吉川さんの価値観については、次回以降の記事でも改めて紹介していきます。

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