今年のお盆は雨の地域がとても多かったですね。
九州エリアでは、先週11日からの総雨量が8月平年の4倍を超える記録的な大雨になっているそうです。
今日も九州エリアには再び大雨の予報が出ていて、土砂災害の危険性も増しているみたいですね。
残念なことに九州エリアは毎年のように、局地的な大雨である「ゲリラ豪雨」や台風、地震などの自然災害が発生しており、正確な気象情報のニーズは年々高まっています。
今回の記事では、そんな「気象」に関してのビジネスを展開する株式会社ウェザーニューズの代表取締役である『草開千仁(くさびらきちひと)』さんを徹底調査していきます。
今回の記事では、草開千仁さんの経歴や、入社の経緯などを書いていきます。
株式会社ウェザーニューズ代表取締役『草開千仁』さんとは?
まずは、株式会社ウェザーニューズ代表取締役『草開千仁(くさびらきちひと)』さんについて見ていきます。
生年月日は、1965年3月18日なので、現在は56歳ということになります。
出身は東京都で、1987年3月に青山学院大学の理工学部物理学科を卒業されていますね。
ちなみに、生まれてから青学を卒業するまでの情報は見当たらなかったです。
実は学生時代から「気象」に関しての仕事に従事したいと思っていたそうです。
しかし実際には、就職活動を行っていた1986年はまだ民間気象会社というのは世間一般的ではなかったので、
気象庁にいろいろと問い合わせたそうです。
そして、気象庁に出向いていろいろ聞いたときに「株式会社ウェザーニューズ」という民間の気象会社の存在を知ります。草開さんはその場でウェザーニュースへ電話して、その日のうちにウェザーニューズの選考に進むことになりました。
このエピソードも凄いなと思います。
草開さんに限らずですが、突出した結果を作る人は総じて「行動のスピード」が極めて早いですね。
そして、その日のうちに、草開さんは「衝撃的な出会い」を果たすことに。
気象庁からウェザーニューズへと電話をして、その日のうちに人事担当の選考も終えて一息ついていたその時、
ウェザーニューズ創業者である『石橋さん』がたまたま帰社されたということを聞かされます。
「会ってみますか?」と人事担当に聞かれて、なんとウェザーニュースという民間気象会社を知ったその日に、
その会社の代表取締役との面談の場が設けられました。
このスピード感はやはり只者ではないですね(笑)
『石橋さん』のあるヒトコトで、ウェザーニューズへの入社を決めた
その日に知った会社の社長と、その日のうちに面談の機会を得るって、
いったいどんな心境だったのでしょうか。
気象庁に出向いて、その足でウェザーニューズにやってきた若者ということを人事担当から聞いていた石橋さんは、
その若者に対してこう問い掛けます。
「気象庁はどうだった?」
草開さんも率直な意見を回答したそうです。
実際にはもう少しいろいろなやりとりがあったと思いますが、ボクが調べた動画内では下記の回答でした。
「ちょっと高齢の方が多かったですね、、、」
確かに率直な意見ですね。
「24時間365日寝ないで仕事をするモーレツな仕事第一人間がいいのか、
それとも、9時17時で仕事をしてあとは趣味を楽しむワークバランスが整った仕事とどっちがいいのだ?」
突然の強烈な質問!
これには、草開さんもどっちで答えたら良い印象を与えられるのかを考えていたそうです。
そんな答えあぐねている草開さんの回答を待たずに、
「君は前者だと思うよ、どうしてだと思う?」
「Wether Never Sleep だからだよ。
天気は眠らないんだ、そしてお前は天気が好きなんだろう、ならばお前も眠らずに働くんだろう、
だったらウェザーニューズに来い。」
強烈なエピソードですね。
実際には、すぐに入社というわけではありませんでした。
ただ、このウェザーニューズの創業者である石橋さんとのやりとりで、草開さんは心を鷲掴みにされたそうです。
まずはインターンというカタチで、約1ヶ月間のアルバイトの時期を経て、
草開さんは「この会社は一生働き続けれる会社だ」と感じて入社を決意したそうです。
ウェザーニューズ側も「ぜひ、来てくれ」ということで、晴れて内定をもらったというわけですね。
実際には、物理の勉強をしていたということで、「電機メーカーが妥当かな」という想いもあったそうです。
しかし、「気象に関しての仕事がしたい」という自分の夢と、強烈なヒトの魅力に惹かれて、ウェザーニューズへの入社を決めています。
非常にエキサイティングな就職活動ですね。
今回の記事では、株式会社ウェザーニューズ代表取締役である草開さんの生い立ちや、入社のきっかけについて書きました。
これだけを見ても実績を作っている理由が垣間見れましたね。
意思決定のスピードや、ヒト・ビジョンを大切にしていることがとても印象的でした。
次回の記事では、株式会社ウェザーニューズのビジネスモデルや、創業秘話などに触れていきたいと思います。