藤田晋さんが通期決算を発表!サイバーエージェントの株価

サイバーエージェントの代表取締役社長である藤田晋さんが10月31日に「2024年9月期 通期決算」の発表を行いました。
https://www.youtube.com/watch?v=vMEcTSrzQ_g

サイバーエージェントの業績

サイバーエージェントは27期増収を継続し、初の売上高8,000億円を突破しました。
藤田晋さんも発表にて、非常にいい形で着地できたと話されています。

メディア事業に関してはABEMAの売上が伸びたことで損益が改善し、大きく増収増益になったようです。
広告事業に関しては、市場成長以上の増収となっており好調、ゲーム市場に関しても『ウマ娘 プリティーダービー』の反動も落ち着き、新規タイトルも複数出したことによって増収増益になりました。

サイバーエージェントの大株主に新たに嶋村吉洋さん

以前、取り上げた嶋村吉洋さんが大株主になっていました。
https://www.buffett-code.com/company/4751/mainshareholder

嶋村さんは以前記事にて、サイバーエージェントの株の魅力について話しています。

【“日本のバフェット”に学んだ投資哲学】株式25億円以上を保有する投資家・嶋村吉洋氏が厳選、今こそ買い増したい「日米の超王道銘柄」5選(マネーポスト)
https://www.moneypost.jp/1176433

「サイバーエージェント」の株式を取得した理由として、一つ目はインターネット広告事業を売上の柱としていることです。現在、広告業界において、4大メディア(新聞、テレビ、雑誌、ラジオ)はマーケット自体が縮小しているのに対し、ネット広告は年々伸びていく一方ということが理由として挙げられています。

二つ目は「サイバーエージェント」では特にAIを活用して広告効果の最大化や業務効率化を促進していることです。AI関連の株価が上がっていますが、AIバブル自体はそのうち弾けていくと考えています。その中で、「サイバーエージェント」はAIを使ったビジネスに長けていると考えられることも理由のひとつですと語られています。
これは生成AIを用いた広告プロダクト『極予測シリーズ』、AI・CG技術を活用した『極AIお台場スタジオ』などを展開しており、

三つ目は、『ABEMA』を含むメディア事業において今年4月に発表した第2四半期決算で初めて黒字化したことです。

四つ目は、ゲーム事業において優良IP(Intellectual Property/知的財産権)の確保に力を入れていることです。『刀剣乱舞』シリーズなどの有力IPを抱えるニトロプラスを167億円で買収しながら、『ABEMA』と連携し、大ヒットとなった『ウマ娘 プリティーダービー』のようなIPの創出をしようとしているところもあげられます。

サイバーエージェントの株主優待制度

サイバーエージェントでは、2025年9月期の期末配当予想は17円になるそうです。
また、サイバーエージェントは株主優待制度として「ABEMAプレミアム」利用料無料クーポンがついてきます。

100株(1単元)~499株:「ABEMAプレミアム」利用料3ケ月無料クーポン
500株(5単元)以上:「ABEMAプレミアム」利用料12ケ月無料クーポン

サイバーエージェントの株価が1,154円(2024/12/13)として、

100株は115,400円で購入できます。
サイバーエージェントの株式購入は2013年10月1日からは100株単位が最低取引単位になっています。

配当金:1,700円(17円×100株)
ABEMAプレミアム:3,240円(月額1,080円×3ヶ月)
合計:4,940円

ROI(Return On Investment)は4.2%です。

https://www.cyberagent.co.jp/ir/stock/benefit/
https://abema.tv/subscription/lp/814741f9-347b-4e8b-a9b1-de08d4f01a71

500株は577,000円で購入できます。

配当金:8,500円(17円×500株)
ABEMAプレミアム:12,960円(月額1,080円×12ヶ月)
合計:21,460円

ROI(Return On Investment)は3.7%です。

サイバーエージェントの株価の展望

サイバーエージェントの業績は、デジタル広告とエンターテインメント分野における持続的な成長によって支えられています。特に、デジタル広告市場の拡大と技術革新への積極的な投資が、今後の業績向上の大きな鍵となるでしょう。AIやデータ解析の進展により、広告の精度と効果が向上し、消費者の関心をより効果的に引き付けることが可能です。また、エンターテインメント事業においても、オンラインゲームや動画配信サービスへの新規投資が期待されており、これらの動向がサイバーエージェントの将来の成長をさらに加速させる要素となっています。これらの背景から、サイバーエージェントの将来展望は非常に楽しみです。

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