Timee・小川嶺氏の経営に対する価値観とは(後編)

先日、Timee(タイミー)の代表取締役である小川嶺(おがわりょう)氏の経歴について紹介しました。

25歳で多額の資金調達に成功し、Timeeを成長させている小川氏。
今回はTimeeのミッションや将来に対する小川氏の考え・価値観について紹介します。

単なるアルバイト斡旋サービスにとどまらない、Timeeのミッション

小川嶺と嶋村吉洋
出典:株式会社タイミー公式ホームページ

Timeeは、「働く」を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる、というミッションを掲げています。

Timeeはアルバイトの斡旋サービスのため、「人生の可能性を広げる」というと非常に大袈裟にも聞こえます。

しかし、このミッションには、「Timeeを通じて、これまで経験しなかった人やコミュニティと出会うことで、Timeeのユーザーが気づいていなかった強みややりたいことの発見につながり、人生の可能性を広げる」という意味が込められています。
小川氏自身がアルバイトで生計を立てていた時期があることもあり、このミッションの意味からは、強い思い感じられます。

また、小川氏はこのミッションの意味を社内向けにも伝え、「ユーザーの人生の後押しをしたい」と社員には語っているようです。

単なるアルバイト斡旋サービスにとどまらず、世の中に影響を与えていくサービスにしていくという意識、そして実際に会社として急成長してきた理由が、このミッションの背景に垣間見えます。

独立していく社員がいてもよい!若手ベンチャーに夢を与える!

Timee タイミー 嶋村吉洋ら
出典:株式会社タイミー公式ホームページ

企業が成長してく過程で、社員が増えることもあれば、当然会社から離れていく社員もいます。特に社員が離れる場合は、辞めた社員が競合になる可能性もあり、必ずしも会社にとっていいことばかりではないでしょう。

しかし、小川氏の場合は、Timeeから社員が独立していくことは良いこと、と考えています。実際にTimeeを経て起業家になった人もいます。

実際に「ステップアップのための踏み台にしてくれ」と社員には伝えているという小川氏。社員には、タイミーでどんな力をつけたいのか各自設定させています。

小川氏自身が、「若手起業家に夢を与える役割でいること」を大切にし、若手起業家の活躍を見て新たに活躍し始める若手起業家の登場を意図しています。
こうしたところにも、業界や社会全体を見ている小川氏のビジョンの大きさを感じます。

最年少上場!? Timee、小川嶺は、世の中に対して何ができるか。

今回は、小川嶺氏の大切にしているビジョンなどを紹介しました。

単にTimeeを成長させていくだけではなく、若手起業家として、ユーザーの人生や世の中へよい影響を与えていこうという価値観を持っている小川氏。

2022年の4月で25歳になる小川氏ですが、仮に25歳のうちにTimeeが上場すれば、株式会社リブセンス・村上太一氏の最年少上場記録(25歳1ヶ月)に次ぐ若さでの上場となり、世の中に大きなインパクトを与えることになるでしょう。

最年少上場の記録更新はならずとも、巨額の資金調達などでは既に何度も話題になってきた小川氏。
他の若手起業家とともに、どの様に世の中に影響を与えていくのか。
小川氏のこれからの活躍から目が離せません。

それでは!!

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