齋藤友晴さんのマジック:ザ・ギャザリングを盛り上げたい想い

今回は令和の虎の中から、マジック:ザ・ギャザリングのプロから経営者になった齋藤友晴さんについて書いていこうと思います。

Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング/マジック/MTG)とは

齋藤友晴さんについて書くうえで、切っても切り離せないのがマジック。

マジックはウィザーズ・オブ・ザ・コースト社(Wizards of the Coast LLC)製の1993年に発売された世界初のトレーディングカードゲーム(Trading Card Game/TCG)です。

『ポケモンカードゲーム』や『遊☆戯☆王』もトレーディングカードゲームの一種で、やったことがある人も多いのではないでしょうか。

マジックは「もっともよく遊ばれているTCG」として、ギネス世界記録にも認定されている。

世界大会も行われいて、なんと現在賞金総額は50万ドル(5,500万円)に設定されていて、カード自体もレアなものは1枚2000万円近くで取引されているものもあります。
この値段をみるとそんなレアなカードは持ってないにしても、学生の時にやっていたカードはいくらで売れるのだろうと調べたくなってしまいます。

マジックのプロとしての齋藤友晴さん

齋藤友晴さんは福島県いわき市出身で高校生のときにマジックと出会います。
1995年に創設された日本独自の大型トーナメントである『The Finals』。その1999年大会である『The Finals99』にて数ヶ月のキャリアで優勝しました。
しかし、アジア太平洋選手権などの失格により2001年10月~2003年4月までの間出場停止処分なども経験しています。

その後は2006年6月にアメリカでおこなわれた『プロツアーチャールストン06』でチーム戦初優勝を果たすと、2007年5月にフランスでおこなわれた『グランプリストラスブール07』で個人としても優勝。2006年-2007年シーズンのプレイヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞/Player of the Year)に選ばれ、現在に至るまでプロツアートップ8入賞5回、グランプリトップ8入賞26回という実績も出しています。

経営者としての齋藤友晴さん

遠征を活かしてトレーダーとしても活動をはじめ、2009年に『MTG通販 晴れる屋』という通販サイトをオープンし、2010年6月に初の実店舗『CARDSHOP晴れる屋』を東京都の高田馬場にオープンします。

2011年に法人化し、自身で『グランプリ・横浜』を主催し、2012年には当時の日本最高となる動員人数、翌2013年には2297人の動員という当時で世界2位となる動員数を記録。

店舗出店も2020年までに10店舗まで存在し、47都道府県に100店舗出店するという目標に向けて、今年も5月時点ですでに埼玉県大宮、栃木県の宇都宮に2店舗出店しています。『MTG BAR 飲める屋』という飲食しながらマジックを楽しめるとう業態もあり面白いですね。

齋藤友晴さん自身がマジックを大好きなのはもちろん、マジックにもっと多くの人に触れて欲しい、よりマジックを楽しみやすい環境にしていきたいという想いで事業をされているようです。

YouTuberトモハッピーとしての齋藤友晴さん

2019年からトモハッピー名義でYouTuberとして、マジックの対戦動画や高額カードを買いに行く企画なども行っています。

令和の虎にも虎(投資側)として出演しています。金銭面で投資するなら自分の会社に投資するのが一番リターンが大きいとも話されていて、志願者に対してはリターンの部分より熱意や想いの部分、その事業を行った先にワクワクするかを意識されているようです。

好きを極めると仕事になる

高校の時に出会ったカードゲームでプロ選手として活躍もし、マジックが好きだからこそ、業界を盛り上げたいという想いを店舗出店という形にされていて携わっているのはすごいと思いました。
最近はアプリでオンラインでもできるようなので、久しぶりにプレイするのも楽しいかなと思いました。

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