高倉健氏を徹底調査してみえてきた“メイド オブ オーガニクス”の販売戦略は〇〇だった!

出典:“しょうがない”に抗う革新的な商品を。たかくら新産業が貫く「利他の精神」

株式会社たかくら新産業の高倉健氏について三記事目です。
前回の記事では、オリジナルブランドである“メイド オブ オーガニクス”の販売戦略についてアウトプットしようと考えていました。

しかし、「これを実践して売れました!」的なマーケティング手法がなかなか見つけられなかったので、改めて“メイド オブ オーガニクス”が製品化した背景であったり、たかくら新産業の沿革などを調べた記事が下記です。

いろんな記事や動画を調べていく中で、画期的な販売戦略ではありませんが、売上拡大に大きく影響している高倉健氏のマインドに触れることができました。

このマインドを軸に、さまざまなプロジェクトや啓蒙活動も精力的におこなっています。今回の記事では、高倉健氏のマインドに関して掘り下げていきます。

どんな製品やサービスにおいても大事なものは意味と意義

たかくら新産業のオリジナルブランドである“メイド オブ オーガニクス”も、意味や意義をとても大事に作られた製品ですね。たかくら新産業が目指す世界、それは下記のようなものです。

「ナチュラルとオーガニックを、デイリーユースへ」

オーガニック製品と聞くと広く普及している製品と比べて、「原材料は良いものを使っているけど高い」というイメージが強いと思います。

実際にナチュラル&オーガニック製品を作るだけではなく、デイリーユースにしていくためには手の届く価格帯である必要がありますね。このように企業のミッションに沿った製品だからこそ、消費者の共感を生みます。ただ金儲けのために売れる製品やサービスを提供しても共感は生みません。

マーケティングやブランディングはもちろんとても大事ですが、それ以上にその製品やサービスを提供する意味や意義がとても大事になってきます。

“メイド オブ オーガニクス”は「大切な”かぞく”にだいじょうぶだよと手渡せる商品をつくりたい」という高倉健氏の想いがカタチになった製品です。

そして、そう考えるに至った背景は前回の記事でも書きました。
ご自身の経験からくるオリジナルストーリーだからこそ、その製品やサービスに対して熱を帯びますし、消費者からの共感も巻き起こるんだと考えます。

つまり、これから新しい製品やサービスを作ろうと考えている方は、意味や意義を軸に設計するといいですね。

製品を通して消費者や社会をより良くする活動も事業の一貫

たかくら新産業のホームページをいろいろ調べていると、さまざまなプロジェクトを行なっていることが見て取れます。

製品をつくって販売するだけでなく、使うひとや社会を
よりよくするために行っている活動も、私たちの大切な事業です。

製品を通して、社会課題を解決に導くプロジェクトも行なっていますね。
特にチカラを入れておこなっているプロジェクトが、「デリケートゾーンケアアンバサダー講座」と「フェムケアプロジェクト」かなと思います。

どちらのプロジェクトも女性に特化した内容になっています。
「こんな不快、私だけかな」「我慢はもうイヤ、快適な状態でいたい」という女性特有のお悩みに寄り添うプロジェクトです。

悩んでいるのは自分一人ではないとメッセージを投げることで、女性特有の課題に真正面から向き合い、一人でも多くの女性を不調や不快から解き放つことを目的としています。

男性のボクは共感しにくいですが、オーガニック製品にこだわる理由は上記のような女性を不調や不快から解放したいという想いがあり、それに共感したユーザーがSNSを通してシェアをする

それはマーケティング4.0で提唱されている5Aカスタマージャーニーの流れを踏襲していると考えています。

認知(AWARE)→訴求(APPEAL)→調査(ASK)→行動(ACT)→推奨(ADVOCATE)

出典:マーケティング4.0の5Aカスタマージャーニーマップを学ぼう

ヒトは「自分の大好きな製品やサービスを他人に推奨したい」という願望を持っています
そして、常時インターネットに接続されている世の中ではSNSを使って簡単に情報発信をすることができるので、「ボクのオススメの製品やサービスを推奨したい!」というユーザーの想いを簡単に満たすことができますね。

つまりブランドコンセプトに人間味があってユーザーの共感を得ることができた製品やサービスがSNSによって広く推奨された結果、ブランドを認知するユーザーが増えて上記のカスタマージャーにの流れに乗っていくということですね。

常時インターネット接続の世の中が推奨というフェーズを生み出しました。
過去の経験や企業のマーケティングコミュニケーションの他に、他ユーザーからの推奨により消費者とのタッチポイントがいままで以上に増えました。

たかくら新産業の場合は、非常に人間味があって親やすいブランドコンセプトの製品群やプロジェクト、取り組みによって多くのタッチポイントを作っています。

なんらかのカタチで興味を持ったユーザーに対して、分かりやすく見栄えの良いホームページや製品ページ、インスタグラムなどを使って行動を起こしたくなる(購買したくなる)ようにアプローチします。

そして、ロイヤルティをもったユーザーによって推奨されていくという流れですね。

このように書くと、いまの世の中ではとても当たり前のような戦略でした。
(※個人的な調査なので、もっと戦略を練られていると思いますが、、、)

ここまで調査をしてみて思ったことは、圧倒的にユーザーの共感を生むブランドコンセプトが非常に大切で、経営者のビジョンを発信し続けることがとても重要だと感じました。

意味や意義を大事にして、商品開発やサービスの設計をしていきます。

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